半年間のApple Watch使用状況

Apple Watch Series5を2019年10月頃に購入し、約6か月毎日使用したので使用感を書き留めたいと思います。

 

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Apple Watch装着時の様子。腕毛がアレだったので服の上から着けてます(笑)

 

現在の使用目的をざっとまとめると以下の通りです。カッコ内は関連するアプリケーションです。


便利・使用頻度高い

  • 買い物時のiD支払い(Apple Pay)
  • 改札の支払い(Suica
  • 筋トレ記録(Activity)
  • 普通の時計として時間を見る
  • 現在の天気・気温の確認
  • iPhoneの通知を見る
  • ジムで音楽再生(Apple Music)
  • Siriでタイマーをセット
  • MacBookのパスワード入力を省略

 

微妙

 

それぞれ簡単に説明していきます。

  • 買い物時のiD支払い(Apple Pay)

Apple PayはiPhoneでも支払えるので、Apple Watchでもそんなに変わらないですが、少しだけ動作が短縮されます。

- iPhoneの場合

ポケットから取り出す -> 電源ボタン2回押す(Apple Payを呼び出す) -> Face IDで認証 -> レジにタッチする

- Apple Watchの場合

電源ボタン2回押す -> レジにタッチする

ということで、「ポケットから取り出す」のと「Face IDで認証」が省略されるんですね。認証は腕に巻くときにパスコード入力で行うので、その後は必要無いです。

余談ですが、Apple Watchで支払いをすると、店員さんや友人に「おっ!凄いね!最先端だね!」と言われることが何度かありました。ちょっとうれしい。

 

  • 改札の支払い(Suica

これも「ポケットから取り出す」動作が短縮されて、タッチするだけになります。但し、Suicaのタッチは通路右側にあるので、Apple Watchを左腕につけていると、体の前で腕をクロスさせることになるので、ちょっとやりにくいです。

 

  • 筋トレ記録(Activity)

Activityアプリは、日々の運動量を可視化してくれます。日々の目的として、3つのリングを完成させることが課せられます。3つのリングはそれぞれ、動いただけで加算される「Move」、軽い運動をすると加算される「Exercise」、1時間に1回立つと加算される「Stand」があります。「Move」や「Stand」は普通に過ごしていても、比較的リングを完成させることが簡単ですが、「Exercise」は普通に暮らしているだけではなかなか完成しないため、運動をすることを余儀なくされます。ということで、リングを完成させるために、自然と筋トレを続けることができています。

 

  • 普通の時計として時間を見る
  • 現在の天気・気温の確認
  • iPhoneの通知を見る

この辺はタイトルのまま便利。

 

  • ジムで音楽再生(Apple Music)

これまでジムに行くときは、iPhoneとイヤホンを持っていく必要があり、iPhoneが多少かさばる感じがありましたが、Apple WatchにしてからiPhoneを持っていく必要がなくなり、持ち物がスッキリしました。しかし、Apple Watch単体で音楽を再生できるのは今のところApple Musicだけ(のはず)で、例えばSpotifyなどはApple Watch単体で音楽を再生できないので注意が必要です。

 

  • Siriでタイマーをセット

料理や洗濯など、数分タイマーをセットしたいときに、家の中ではiPhoneをポケットに入れていることが少ないので、Apple WatchのSiriでタイマーをセットすると便利です。

 

  • MacBookのパスワード入力を省略

地味に便利なんですが、Apple Watchを腕につけているだけで、Macbookのロックを解除してくれます。また、アプリをインストールしたとき等、Macbook上でパスワードが求められたときに、Apple Watchの電源ボタンを2回押すだけで認証してくれます。地味に便利。

 

  • タスク管理(Any.do,Todoist)

タスク管理は試行錯誤しているんですが、今のところApple Watchで出来ていません。iPhoneではAny.doというアプリがシンプルで使いやすかったのですが、Apple Watchで開くとクラッシュするので使いものになりませんでした。アプリの対応状況があまり良くないのはApple Watchの弱点ですね。TodoistはApple Watchでちゃんと動きますが、Apple Watchメイン画面にタスクを1つしか表示できないので、あまり使い勝手が良くないです。「Things 3」というアプリではメイン画面にタスクを3つ表示できますが、有料なのでまだ手が出せていません。

 

アクティビティのトラッキングは個人的にやりたいと思っていたので、色々試してみました。AutoSleepは毎日の睡眠時間や睡眠の質を測定してくれます(Apple Watchを寝るときに毎回着けるのは怠い)。Life Cycleは「どの場所に、何時間居たか」をトラッキングしてくれます。これらのアプリは有料機能を使うのが基本なのでUI等の出来はとてもよいです。使い始めたときはとても感触が良かったですし、使っていて楽しかったし、Apple Watchを着けていれば自動的にトラッキングをしてくれるので特に困ることもないです。でも、トラッキングで集めたデータを見返して生活に反映することってあんまり無いんですよね・・・。個人的にこういったライフトラッキングアプリは、「データを集めたぞ!」という単なる自己満足で終わってしまうことが多いです。

 

その他
  • 着け心地

重さは30gぐらいなので普通の時計より軽いと思います。付けている感覚があまりないので朝着け忘れて、通学中に「やべっ、着け忘れてた」となることがたまにあるぐらいです。一方で、タイピングをしているときに手首の感覚の悪さが気になり、一時的にApple Watchを外すこともあります。

  • バッテリーの持ち時間

困ってないです(雑な説明)。数十分間充電して100%にすれば、一日中持つ印象です。

 

まとめ

生活がガラッと変わる大きな変化は無いですが、上記に書いたように、地味に生活が便利になります。個人的には、Apple Watchの機能が微妙だったとして、最悪時計としては使えるだろうと思い、購入に踏み切りました。

生活が変わるという意味では、Air Pods Proを買ったことで音楽を聴く回数が明らかに増えたので、そっちの方が購入する優先度は高いかもしれないです。

身の回りがApple製品で溢れているApple信者なら4万円を出す価値はあると思います。